
2026/6/9
ライター:
青栁やすは

*写真はフルヤタクマ @takumaro_1529 より提供
小菅村に新たな交流・滞在拠点「kadoya」の完成を記念し、2026年5月24日に村民向けお披露目イベントが開催されました。
当日は小さな子どもからご年配の方まで、多くの村民や関係者が集まり、新たな門出を地域みんなで祝いました。
そんな笑顔あふれるお披露目イベントの様子をお伝えします。
「kadoya」は、旧かどや旅館をリノベーションして誕生した複合型施設です。
かつてのかどや旅館は、飲み会や宴会、法事など、村の人々が集い、笑い、語り合った場所。
村民にとって思い出深い場所でもありました。
しかし時代の流れとともに廃業。
その後、地域のコミュニティの中心だった「かどや旅館」の想いを受け継ぎ、新たな拠点として再生されたのが「kadoya」です。
施設のコンセプトは「村のロビー」。
地域の人も、観光客も、移住希望者も、誰でもふらっと立ち寄れる「開かれた玄関」を目指しています。
施設の計画時には村民向けワークショップが開催され、「こんな場所になったらいいな」という村民の声を集めながら、未来のかどやを考えました。

村民の意見も反映されて、施設はゲストハウス、カフェ、コインランドリー、キッズスペース、交流ラウンジを整備。
生活にも滞在にも利用できる、新しい形の交流拠点となりました。

式典では、村長の挨拶に続き、駆けつけた国会議員や県議会議員の方々から「素敵な場所」「村一丸となった新たな挑戦に期待している」といった、新たな挑戦を称賛する心強い祝辞が贈られました。

社長挨拶では、kadoyaマネージャーとなる関口日向さん、古谷佳穂さんも紹介されました。
2人とも新卒ということで、若い世代が小菅村の新たな拠点づくりに関わっていることに、会場からはあたたかな拍手が送られました。


式典の後は、お待ちかねの振る舞いタイム。
カフェスペースでは、こだわりの淹れ立てコーヒーとともに、オーガニックバナナブレッドやこすげ味噌バスクチーズケーキが振る舞われ、施設内は香ばしい香りに包まれました。

施設内には、コーヒーを片手に会話を楽しむ人や、久しぶりの再会を喜ぶ人の姿も。
新しい施設でありながら、どこか懐かしく、自然と人が集まる空間になっていました。
さらに社会福祉協議会による特製カレーも用意され、お腹も心も満たされる時間になりました。

広いキッズスペースでは、子どもたちが元気いっぱいに走り回りながら遊ぶ様子も見られました。
大人たちがくつろぎながら過ごせるだけでなく、子どもたちも安心して楽しめる場所として、多世代が心地よく過ごしている様子が印象的でした。

イベントでは、こすげ村人ポイントカード事務局による「kadoyaクイズラリー」とガラポン抽選会も開催されました。
施設内を巡りながら参加するクイズラリーには、子どもから大人まで多くの人が参加。
ガラポン抽選会では、当選結果に歓声が上がるなど、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。

kadoyaはこすげ村人ポイントカード加盟店にも加わります。
村民の皆さんの日常に寄り添い、そして外から来る人を温かく迎える場所になっていきそうです。


kadoyaでは、コインランドリーが5月25日から営業を開始。
宿泊施設は7月15日にオープン予定で、1〜4人部屋を備えた全7室の素泊まり宿となります。
さらにカフェは21時まで営業し、お酒を楽しみながらゆったりと過ごせる空間づくりも予定しているとのこと。

かつて村の中心だった「かどや旅館」の想いを受け継ぎながら、新たな形で生まれ変わった「kadoya」。
地域の人々の日常の居場所として、そして村と外の世界をつなぐ“村のロビー”として、これからどのような交流が生まれていくのか、期待が高まりますね。

青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。
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