
2020/7/7
ライター:
青栁やすは

小菅村では、どんな場所で、どんな風に子どもの教育がされているのでしょうか?
小菅村にある保育所「小菅村保育所」をご紹介します。
Vol.1では小菅村保育所の施設面をご紹介しました。
小菅村の保育所って、どんなところ?vol.1小菅村保育所の施設をご紹介。
Vol.2では小菅村保育所の保育目標や、小菅村保育所らしさを所長に聞いてきました。


こちらが保育所の概要と保育目標です。(2023年更新)
保育所に入れるのは1歳になった年の4月から。(2023年更新)
通常保育時間は16:30までとなっています。
さとみ先生:小菅村は自然が豊かです。
小菅村保育所は自然の中で遊ぶのに、適した立地にあります。
川や、裏山の天神山などを利用しながら、自然遊びを重点的に行っています。

また普段の遊びとは別に、小菅村の自然に詳しい講師を招いて「自然遊び教室」も行っています。
自然の中をお散歩したり、森の中で遊んだり、生き物観察や川遊びを行ったりします。

あと小菅村保育所の特徴と言えば、異年齢の子どもたちが一緒になって保育していることです。
一般的には年長さんが保育室で勉強している時間は、年中さんが外遊びをして…というように、時間によって場所を区切って遊ぶので、学年ごとに分かれて遊ぶことが多いと思います。
しかし小菅村保育所は人数が少ないので、みんな一緒に園庭で遊んだり、異年齢の子どもたちが一緒におままごとをしたりと、家族のように過ごしています。

上の学年が面倒をみてあげ、下の学年が面倒をみてもらう、という愛育(かわいがって育てる)がされていることですね。
上級生に面倒をみてもらったという経験が、自分が上級生になった時に面倒をみてあげるんだという自覚になり、行動につながっていきます。

おもちゃや遊具の貸し借りも、上級生から譲り合ってもらうことを体で覚えていっていますよ。
また、クラスの名前も小菅村らしいと思います。

ケガなどの安全面、体調の異変などには特に気をつけています。
子どもたちの自由な遊びを制約したくないので、保育士が本当に危なくないかを近くで注意を配らせながら、工夫して遊ばせています。
他の園であれば、木登りをしたり、廊下を三輪車で走ったり、野球をしたりなんてことはさせないでしょうね。

大きなケガが起きたことはありません。
こういうことは危ないからしちゃいけない、こうなったら困るからやめてね、ということは子どもに説明しています。
保育士が十分に子どもに目を配れるという人数だからこそできることですね。
子どもたちにとって体で学ぶことは大切だと思うのですが、安全面を考えるとどこまでの遊びを認めていいのか、日々葛藤しています。
危ないからダメと言われることが多い時代ですが、子どもがやりたいことをやれるという環境を作ることも大切なことだと思っています。
もちろん鬼ごっこや、ドロケイといった遊びもたくさんやっています。
一緒に遊ぶのには体力勝負な仕事なので、自分の体力維持と健康には気をつけています。
気力だけは子どもに負けない自身があります。
サッカーを一緒にする時などは、子どもは私に負けじとがんばります。
子どものやる気を盛り上げる工夫をしているので、子どもがのってきた時は嬉しいですね。

シール表を作って、ご褒美がもらえる仕組みを作っています。
例えばマラソンを頑張ってシールをためると、おやつにソフトクリームを食べられます。

給食がなかなか食べられない子、着替えがゆっくりな子、すぐに泣いてしまう子など、それぞれが生活の中で苦手なことをがんばるシール表もあります。
シールを貼ることで、子どもたちの意識が芽生え、成長を感じています。

家だと、どうしても子どもは親に甘えちゃいますよね。
同級生の存在もあると思いますよ。

小菅村保育所は立地を活かし、少人数だからこそできる保育がされていることが分かりました!
Vol.3では保護者から見た、小菅村保育所のいい所をご紹介します。
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小菅村の保育所って、どんなところ?vol.3保護者から見た、小菅村保育所のいい所

青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら
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