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見どころ -大菩薩峠

 

大菩薩峠からは石丸峠や牛の寝通りを通り、大月との境に沿って松姫峠へ進むこともでき、 広葉樹の自然林に覆われた豊かな自然を満喫できるルートとなっています。

 

 

 

大菩薩峠は、中里介山の小説『大菩薩峠』で広く知られる標高 1,897m の峠であり、小菅村と甲州市の境に位置しています。

登山者の間では甲州市塩山方面の登山口が有名ですが、小菅村からの登山道は自然豊かで静かな心地よい道となっています。

 

古くから大菩薩峠は、国中(甲府)から武州多摩郡青梅を経て江戸に達する重要な古道でした。

主に大菩薩峠で丹波山通りと小菅通りの二つに分かれ、小菅通りでは大菩薩峠の南側の尾根から田元、井狩(中組)、余沢(東部)に出るというものです。

小菅村からの登山道は、赤沢登山口から入ることが一般的です。3時間ほど歩くと大菩薩峠まで出ることが出来ます。

 

 

<コラム>

中里介山著『大菩薩峠』

1913年から1941年にかけて大手新聞に連載された長編時代小説です。

幕末を舞台とし、大菩薩峠に始まる虚無に取りつかれた剣士の旅と様々な生き様を描いています。

残念ながら、物語は完結することなく作者の死とともに未完となってしまいましたが、「大菩薩峠」の名前をより有名にした小説であることは間違いないでしょう。

 

マップ

最寄りのバス停:西東京バス「大菩薩峠東口」 (奥多摩駅から約60分)

 

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