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時代遅れと侮るなかれ「消防団」の重要な役割とは!

2020/05/21ライター:yamasi

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消防団と聞くとどんな印象をお持ちでしょうか?

 

今の時代に古臭いと思われがちな消防団。

いい印象をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。

 

ですが、今の時代だから必要なのも事実です。

年々大気の状態が不安定になり、大型台風や洪水、土砂崩れといった思わぬ災害が起きています。

いつ大きな災害に見舞われ、自分の命が危険にさらされるかわかりません。

 

そんなときに地元の消防団の力が発揮されます。

東日本大震災のときには地元に根付いた消防団の方たちの活躍で、各県から駆けつけた消防職員の活動がしやすくなったという話を聞いたことがあります。

 

小菅村の住民の安全を守るために、自分の仕事を持ちながら活動する消防団員。

消防団員は20歳~50歳が入団できるのですが、対象となる村の男性のほとんどが消防団員です。

雪が降った後や、山での遭難が起きたときなど、日常的に活躍する場面もあります。

都会に住んでいるとなかなか消防団を身近に感じる機会が少ないかもしれませんが、小菅村では様々な場面で重要な役割を担っています。

 

そんな彼らの1年間の活動を紹介します。

 

 

4月、多摩源流まつりに向けて

 

 

小菅村では毎年5月4日に「多摩源流まつり」が開かれます。

 

そのお祭りの後半に行われる、大迫力のお松焼き。

そこで消防団は大きく関わってきます。

 

お松焼きのお松の高さは5メートルですが、炎はさらに高く燃え上がります。

しかも会場は風の強い川沿いです。

 

 

そのため当日の夕方は、近隣への飛び火による火災を防止するために周囲へ水を撒きます。

お松への点火後は風向きや状況を見ながら、飛んできた火の粉を消したり、危険だと判断した場合には再度放水をします。

その際、行政や警察との連携を図ることが重要となり、消防団の団結力が試されることになります。

消防団は各部ごとに持ち場に分かれ、お松焼きが始まる前から活動し、お祭りが終わった後の後片付けまで活動しています。

 

4月の月に2回の訓練の中では、源流まつり当日の警備体制を詰めていきます。

 

 

消防団の訓練は、毎月7日と21日に実施

 

 

イベントでの警備も重要ですが、やはり消防団の本質はいつ何時起こるかわからない災害時での迅速な対応です。

そのためには常日頃から、訓練を重ねるしかありません。

 

消防団の訓練は、毎月7・21日の19:30~21:00です。

この限られた時間の中で新入団員は基本を覚え、ある程度基本ができたら機械の操作を覚えることを意識して訓練に励んでいます。

 

小菅村に移住してきた若い方も消防団という組織に入り、地元の安全のために頑張っている姿を見ているとありがたい気持ちでいっぱいになります。

 

 

8月は夏休み

 

8月はお盆のため、消防団の訓練もお休みになります。

この月は部落でのイベント事が開催されるので、そちらに力を注いだり、家族サービスをする消防団員の姿がチラホラ見受けられます。

 

 

9月に開催される防災訓練

 

 

小菅村の防災訓練は毎年防災の日の前後に行われます。

多くの村民が参加し、避難経路の確認や安全に村民を誘導する訓練などを目的として、各地区ごとに行われます。

消防団は地区長の要望で消火栓や消火器の使い方、土嚢の積み方などの指導にあたります。

 

 

本格的な模擬火災訓練の実施

 

 

実際の火災を想定した模擬火災訓練が10月に行われます。

 

早朝に火災場所と消防団の出動要請が村内放送で入るので、その現場に消防団は出動します。

ちなみに火災現場は当日に村長と団長の協議で決定するので団員は事前に知りません。


火災現場の地区の班長は、順に到着した各部の配置を決めるという大役があります。

ここでは班長の判断力が試されるわけです。

指定された配置場所に入ったら、部長の指揮のもと迅速に行動していくことになります。

 

実際の火災でも、この一連の行動を滞りなく進めていくことが必要になります。

そのために部長は団員の教育、班長は常日頃からの防火水槽の点検などを欠かさず行っています。

 

 

消防団出初式に向けての訓練

 

11月、12月は1月に行われる消防団出初式の訓練に当てられます。

 

出初式では、ポンプ車操法、小型ポンプ操法の披露があります。

どちらも火災現場に駆けつけ、安全・迅速に消火活動に当たるための基本的な操作です。


こちらがポンプ車操法です。

続いてこちらが小型ポンプ操法の様子です。



消防の基本はこの訓練に凝縮されているので、各団員とも真剣に取り組んでいます。

 

 

消防団出初式

 

 

出初式は毎年1月の10日前後に行われます。

当日は来賓や見物に来た村民の皆様に普段の訓練の成果を見せられるということもあり、一段と熱が入るイベントです。

 

 

その後にはいつも小菅村の安全のために尽力している消防団をねぎらった新年会が開かれます。

普段の疲れをお酒とともに洗い流してもらい消防団の一年の訓練が終了します。

 

2月3月の訓練はお休みになりますが、部長は各部器具の確認など、班長は水利の確認や雪が降ったら消火栓の除雪などをそれぞれが責任持って行っています。

 

 

さいごに

 

小菅村を住みよい村にするために尽力している小菅村消防団の活動を紹介してきました。

 

本来なら消防団が活躍する場面がないほうが理想です。

ですが、もしものときのために消防団はなくてはならない存在だと思っています。

今後も小菅村の村民が安心して暮らせるように我々消防団は一層努力を続けていきたいと思います。

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    yamasi

    こんにちは。僕は地元小菅村で林業の仕事をしている傍ら小菅村の素晴らしさを皆様に伝えるべくライターとしても活動しています。これからも沢山四季折々の素晴らしさを発信していきますのでチェックしてみて下さいね。

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