きのこアドバイザーと行く、楽しい&安全&美味しいきのこ狩り

2018/11/7

ライター:

青栁やすは

 

秋の味覚の1つの、きのこ。

公園や森などの身近な場所でも、割と簡単にきのこを見つけられます。

 

しかし身近に見られるきのこは、食べられないものがほとんど。

自分で採ったきのこが食べられたら、楽しいでしょうね。

美味しそうなきのこですが、実は猛毒!!

しかし毎年、毒きのこによる食中毒がニュースとなっています。

毒きのこもあるので、素人には簡単に手を出しにくいですよね。

 

森林面積が94%の小菅村も、色々なきのこが見られます。

中には、マツタケなみに美味しいと言われるきのこもあるとか…?!

そんな小菅村できのこ狩りを楽しむには、どうすればいいのでしょうか?

 

 

きのこに詳しい人に教わってみる!

廣瀬屋旅館の若旦那、廣瀬晴彦さん。

廣瀬屋旅館の若旦那、廣瀬晴彦さんは「きのこアドバイザー」という資格を持っています。

 

秋になると、廣瀬屋旅館の宿泊客と毎日のようにきのこ狩りツアーに行くのだそう。

そんな晴彦さんの、きのこ狩りツアーに同行させてもらいました。

 

 

きのこ狩りツアーにいざ出発!

宿泊客の方と一緒に、きのこを探しに向かいます。

朝8時に旅館を出発し、車できのこポイントに向かいます。

 

車をおりたら、山の尾根を歩きます。

山と言っても、アップダウンが少ないので、登山未経験者でも歩けそうです。

足に自信がある人は、尾根から少し斜面を下りながら、きのこを探します。

 

 

今日、探すきのこをレクチャー。

 

「シイの木にシイタケ、エノキにエノキタケ、松にマツタケ…。

というように、きのこが共生する木の名前がついているものもあります。

そして、今日探すきのこはクリタケです。」

この時期によく採れるというクリタケ。

クリタケを探すには、クリの木の周りを探す、という事でクリの木を教えてもらいます。

「グレーがかった樹皮のクリの木の根元に、赤茶色のきのこが出ます。」

こういう所に出ますよ、と丁寧に教えてくれます。

またきのこ狩りの注意として、

・小さいきのこは採らない。(きのこや森を守るために。)

・夢中になりすぎて迷子にならないように。

との説明がありました。

あった!と見つけましたが、小さいので採るのはガマンです。

 

森にはきのこがいっぱい!分からないきのこは、どんどん聞きます。

 

クリタケは見つけたら袋に入れていきますが、他にも森には色々なきのこが生えています。

明らかに食べられなさそうな毒きのこに、不思議な形のきのこなど。

分からないきのこは、どんどん晴彦さんに質問します。

美味しそうなきのこを発見!

「このきのこは食べられそうじゃないですか?!」

「これは名人泣かせと呼ばれるクサウラベニタケですね。

ウラベニホテイシメジという食べられるきのこに似ていますが、毒きのこです。

よく間違って食べられ、ニュースになるきのこですよ。」

 

見つけた!と嬉しくなってしまいますが、図鑑を見るだけでは判断がつきにくいものもあるんですね。

クサウラベニタケ(毒)は、柄の部分が空洞になっている。

「毒きのこは危険なので、分からないものは食べないでくださいね。」

「きのこにも個体差があるので、色・形・触感・割った時の状態など、色々な方法で確かめる必要があります。」

クリタケの特徴を、しっかり教えていただいたのも納得です!

 

 

3年連続で、きのこ狩りツアーに参加している方も。

きのこ大好きな、みなとくん(8歳)。

「お!このきのこは臭いけど食べられるやつだぞ。」

と、晴彦さんに聞かずに盛り上がる藤山ファミリー。

驚いて話を聞いてみると、3年連続できのこ狩りツアーに参加しているのだそう。

しかも、きのこ名人を探して小菅村に来たというのだ!

 

「息子がマンションに生えていた毒きのこがきっかけで、きのこに興味を持って。

図鑑に載っているきのこを探したくて、きのこ名人を探して小菅村にたどり着いたんです。」

これもキクラゲみたいで美味しいんですよ~と、教えてくれました。

クリタケ以外にも、ハナビラニカワタケ・ホコリタケ・ヌメリツバタケ…と、食べられるきのこをゲット!

藤山ファミリーは、こんなにたくさん採れました!

 

採れたきのこを美味しくいただく。

みんなできのこを洗って、小さくちぎります。

途中で何度か休憩をはさみながら、12時に車まで戻ってきました。

持ってきた水で洗って、その場できのこ汁を作ってくれました。

森の中でささっと調理が始まりました。

きのこにしっかり火を通し、味付けは「寄せ鍋の素」で。

とってもシンプルながら、きのこの出汁たっぷりのきのこ汁が完成!

自分が歩いて採ったと思うと、さらに美味しい!

きのこ狩りツアーはお弁当&きのこ汁付き。

 

参加者の感想

見つけた!って嬉しい瞬間。

・天然の物なので、採れるか採れないかが分からない。

 だからこそ、採れた時はとっても嬉しい!

森の中で不思議なものを発見!

・だんだんきのこを見る眼になってきて、色々なきのこを見つけられるのが楽しい。

謎の物体も発見しました!

(きのこかと思ったら、イヌブナハボタンフシという「虫こぶ」でした。)

きのこを探して、斜面を登ります。

・山を歩くのが思っていたより大変だったが、きのこを見つけられるのが楽しくて、最後まで歩ききれました。

 

 

とっても楽しい、きのこ狩りツアーに参加できます!

 

廣瀬屋旅館に泊まると、誰でも楽しく&安全に、そして美味しい、きのこ狩りを体験できますよ。

 

きのこ狩り体験教室は、旅館の宿泊オプションになっています。

9~11月上旬までの季節限定ですので、ご予約は計画的に。

 

 

●廣瀬屋旅館

〒409-0211 山梨県北都留郡小菅村4508番地

http://www.hiroseya.com

 

※きのこはとっても種類が多く、専門家でも判別が難しいものもあります。

きのこ狩りは、なるべく経験者やガイドの方と同行するようにしてくださいね。

青栁やすは

愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら

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