1/2村民との村づくり!干し柿作りボランティア2022を開催
2022/12/15 ライター:青栁やすは
小菅村には「こすげ村人ポイントカード」というものがあります。
小菅村が好きな方は もはや半分村民、つまり「1/2村民」ではないか。
そんな考えから始まった「1/2こすげ村人ポイントカード」。
2022年12月時点で3,000人を超える1/2こすげ村人がいます。(実際の村人の4倍以上!)
そんな小菅村ファンの皆さんに、人手の足りない小菅村を応援してもらったり、村づくりのお手伝いをしてもらったりしながら、村との交流を深めてもらっています。
今回は、こすげ村人ポイントカード会員さん向けのボランティア企画、「干し柿作りボランティア2022」の様子をご紹介します。
なぜ干し柿作りボランティア?獣害対策にも貢献!自然の恵みも活用。
高齢化でなかなか収穫できない、小菅村の渋柿。
放置された渋柿は、エサが減った獣たちのターゲットになってしまいます。
渋柿の収穫&干し柿作りは、そんな渋柿を狙う野生生物による獣害対策となるのです。
詳しくは2021年に実施した干し柿作りボランティアのレポートをご覧ください。
1/2村民との村づくり企画vol.2!干し柿作りボランティアを実施しました
干し柿作りボランティア2022 レポート
2022年11月27(日)、雲一つない青空と、11月末とは思えないほどぽかぽか陽気。
まさにボランティア日和です!
参加者5人・スタッフ5人と少ない人数ですが、昨年の干し柿作りボランティアに参加していただいた方もいたりと、心強いメンバーです。
参加者の声
・家でもさっそく干し柿を作りました。
貴重な体験、ありがとうございました。
・参加者・村民の方との触れ合いも楽しみで、ボランティアに参加しています。
みんな楽しみながら作業し、雰囲気も良かったですね。
・みんなで団結して全部干しきって、やり切った感ありました。
次回のボランティアも楽しみにしています。
今回はボランティア終了後に、近くの柿の木で竿を使って柿を収穫し、それを自由に持って帰ってもらいました。
干し柿作りボランティアに参加すれば、自宅でも干し柿作りができます。
また共通の趣味である登山の話で参加者さん同士が盛り上がっていたりと、和気あいあいとした雰囲気で、楽しみながら作業している印象でした。
用意されていた9コンテナの渋柿は、熟しているもの以外は全て干し柿に加工しました。
あとこれぐらいだから頑張ろう!紐付けは任せて!など全員で励ましあいながら協力して作業し、干しきった後には達成感につつまれました。
さいごに
干し柿はこれで完成というわけではありません。
これから約1か月半、猿やハクビシンなどの獣に食べられないように見回ったり、水分が抜けやすいように手で揉んだりと管理をし、はじめて干し柿として出荷されます。
しかし、とっても手間暇のかかる干し柿作り。
青栁さんや、小菅村の獣害対策に役に立ったことは間違いありません!
今後も梅採りや干し柿作り、登山道見回りなどのボランティア企画を開催予定です。
干し柿作りはピーラーが使える方であれば、ぜひご協力いただきたい内容となっています。
今後のボランティア企画もぜひチェックしてくださいね!
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青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら