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小菅村でボランティアしませんか?1/2村民との村づくりボランティア。

2023/03/16 ライター:青栁やすは

 

 

人口がわずか657人の小菅村。(2023年1月現在。)

しかしその数をゆうに超える3,000人ほどの「1/2こすげ村人ポイントカード」会員の方々が、村を応援してくれています。

 

そんな小菅村を愛してくださる会員の皆様と、もっともっと関わりを深めていきたい。

村民と1/2村民が一緒に村づくりを楽しむ場を提供したい。

そんな想いで、2021年から様々な村づくりボランティアを企画しています。

 

今回はそんな村づくりボランティアの全貌をご紹介します。

 

 

 

こすげ村人ポイントカードとは?

 

小菅村が好きな方は、小菅村に住む村民(1/1村民)じゃなくても、もはや半分村民。

つまり「1/2(にぶんのいち)村民」ではないか。

そんな考えから始まった「1/2こすげ村人ポイントカード」。

 

道の駅こすげや小菅の湯といった村内の観光施設などで、ポイントを貯めたり使ったりすることができるお得なカードです。

 

 

誰でも持てるこすげ村人ポイントカード、もうお持ちですか?

発行&年会費は無料、毎月メールマガジンで小菅村の最新情報もお届けしています。

 

こすげ村人ポイントカードについてはこちらをご覧ください。

https://ko-kosuge.jp/pointcard/

 

 

ボランティア企画、3つの魅力

 

ポイント1. やる気があれば、誰でも参加できる

ボランティアで手伝うことは、比較的誰でも取り組みやすい内容。

作業内容・持ち物・服装がHPに明記されているので、自分に合った内容か判断できます。

 

 

ポイント2. 人手不足で困る、村の様々な課題の解決に役立つことができる

高齢化率が45%を超える小菅村。

景観の維持や耕作放棄、獣害被害など、村民だけでは解決できない課題が増えています。

ボランティアでは1/2村民の方と一緒に、そういった課題解決に役立つことができます。


梅採りボランティアでは10人で力を合わせ、5コンテナの梅を収穫しました!


ポイント3. 村民・他の参加者との絆が生まれる

ボランティアに集まる方は、小菅村が好きだったり、田舎暮らしに興味があったり、山登りが好きだったり。

共通点を持った人たちと一緒に作業することで、交流関係が広がります。

また村民とも色々な話をすることができます。

なんと、登山道の整備ボランティアで初めて会った参加者同士が交流を深め、別日に開催した「干し柿ボランティア」に一緒に申込をしてくださったというケースもありました。

 

 

アンケートでは参加して良かったという声の多いボランティア。

現在では3種類のボランティアを開催しています。

 

 

ボランティアその① 梅採り

 

小菅村でよく植えられている果樹といえば、梅、柿、栗などがあります。

庭先に梅の木を植え、梅干しや甘漬けにしていたのでしょう。

しかし木はだんだん大きくなり、高齢者には管理や収穫作業は重労働。

そこで、村のおじぃ、おばぁに代わり、梅の収穫をします。

 

 

梅の収穫に合わせて6月末~7月頭と、暑い時期に実施。

梅の木には虫がいることもあるので、長袖、帽子、手袋着用で行います。

木には登らず、手が届く枝から梅の実をもぎます。

葉っぱも梅も緑色をしているので、梅を見つける目を鍛えることがどんどん収穫するポイント!

 

▼過去の様子はこちらからご覧ください

1/2村民との村づくり企画vol.1!梅採りボランティアを実施しました

https://ko-kosuge.jp/event_kosuge/11165/

 

 

ボランティアその② 干し柿づくり

 

小菅村にたくさんある渋柿も、収穫されずに放置されていることが多いです。

渋柿が色づく11〜12月はちょうど山に食べ物がなくなる時期で、渋柿は獣たちの格好の食べ物に。

山で暮らす野生動物が、渋柿を狙って里まで下りてくることで起こる「獣害」は年々深刻化しています。

 

 

ボランティアでの作業は、ピーラーを使っての皮むきから屋外に干すまで。

皮むきの後さっと湯通しをして、紐をつけ、屋外に干します。

持ち物はピーラーと手袋、エプロンです。

 

紐つけは苦手だからピーラーを頑張るという方もいました。

ピーラーが使える方であれば誰でも参加できます。

お母さんと一緒に高校生がお手伝いに来てくれたこともありました。

 

▼過去の様子はこちらからご覧ください

(2021年)1/2村民との村づくり企画vol.2!干し柿作りボランティアを実施しました

https://ko-kosuge.jp/event_kosuge/14448/

(2022年)1/2村民との村づくり!干し柿作りボランティア2022を開催

https://ko-kosuge.jp/event_kosuge/16779/

 

 

ボランティアその③ 登山道の見回り

 

小菅村の山々は、多摩川へ流れる源流の水を育む大切な場所。

毎年たくさんの方が紅葉を楽しんだり、登山を楽しんだり、源流の自然に触れています。

 

 

登山道の見回りボランティアでは、登山道を歩き、案内看板の設置や道の確認などを行います。

倒れている看板を直したり、転落の恐れがある道を広げたり、危険箇所や迷いやすい場所へ看板を設置したりします。

 

 

登山道を歩ける装備と身体がある方でしたら参加できます。

 

▼過去の様子はこちらからご覧ください

1/2村民との村づくり企画vol.3!登山道見回りボランティアを実施しました

https://ko-kosuge.jp/event_kosuge/17080/

 

 

ボランティア参加者の声

 

ボランティア実施後に行った、アンケートの一部を紹介します。

作業内容に興味を持って参加しているのかなと思っていましたが、参加者同士や村民との交流、ボランティア後の楽しみなど、色々な角度でボランティアを楽しんでいることが分かりました。

 

●梅採り

「普段できない収穫体験、段々と慣れていくともっと採りたいと夢中になってしまいました(笑)

 楽しかったです。

 (ボランティア後に)小菅の湯、鹿肉のピザと地ビールも堪能できて、大満足の休日を過ごす事ができました!ありがとうございました

 また来年もぜひ参加できたらと思います。」

 

「山間の緑綺麗な村で皆さんと身体を動かし、疲れるどころかリフレッシュ。

 温泉も♨入れて頂き有難うございました。

 また是非参加させて頂きたいと思います。

 取り残した梅がちゃんと収穫されて美味しい製品になりますように。」

 

「雨が一粒も降らず、心から楽しめました!

 あっという間だったので、午後も取っていたいくらい。

 初めての人もいたので、梅酒やシロップなど簡単なレシピをもらえたら嬉しかったかも。」

 

 

 

●干し柿づくり

「家でもさっそく干し柿を作りました。

 貴重な体験、ありがとうございました。」

 

「参加者・村民の方との触れ合いも楽しみで、ボランティアに参加しています。

 みんな楽しみながら作業し、雰囲気も良かったですね。」

 

「みんなで団結して全部干しきって、やり切った感ありました。」

 

 

●登山道の見回り

「登山者の立場から今回の活動に参加できてよかった。」

 

「看板の大切さがよくわかった。特に分かれ道に看板を設置する重要性。」

 

「村民も1/2村民の皆さんも、優しく親しみやすい方ばかりで楽しく参加ができた。」

 

 

さいごに

 

自分ができることで役に立ちたい、参加者・村民と交流したい、田舎暮らしに触れてみたいなど、参加する方の動機も様々でした。

ボランティア内容は、比較的誰でも取り組みやすいものです。

ぜひ小菅村での村づくりボランティアに参加してみてはいかがでしょう?

 

 

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    青栁やすは

    愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら

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