1歳児から楽しめる!キッズフレンドリーな温泉「小菅の湯」
2017/05/09 ライター:青栁やすは
温泉といえば「癒し」「リフレッシュ」「疲労回復」。
日々がんばっている方には、魅力的なスポットですよね。
ですが小さなお子様連れとなると、叶わぬ夢・・・となりがちです。
しかし、いくつかのポイントを知っておけば、手がかかる乳幼児との温泉入浴が叶うんです。
小菅村の日帰り温泉「小菅の湯」は、そんなポイントをクリアしたキッズフレンドリーな温泉。
高アルカリ泉質で、お肌がつるつるになる「美人の湯」と呼ばれ、お湯は透明でかすかに硫黄の臭いがします。
ぬるめの温泉なので子どもが入るのにも安心なのです。
それでは、子どもとの温泉入浴のポイントを見ていきましょう。
タオルセットを借りよう
子どもとのお出かけは、何かと荷物が多くなってしまいますよね。
タオルを人数分、持ち歩くのが大変!という方には、タオルセットを借りることができます。
バスタオルとフェイスタオルの2枚セットで200円。
タオルを借りれば、帰宅後の洗濯をしなくて良いのも魅力ですよね。
脱衣所にはベビーベッドあり
女湯には、脱衣所にベビーベットが置いてあります。
お母さんが着替えている間、子どもはここで待っていてもらいましょう。
脱走する心配なく、入浴の準備ができますね。
ボディーソープ・シャンプー・リンスは洗い場にありますが、必要あればベビー用石けん・沐浴用ガーゼ・ボディスポンジなどを持って行きましょう。
入浴グッズをひとまとめにできるかごやポーチなどに入れて用意しておけば、スムーズにお風呂に入れますよ。
いよいよ温泉に
荷物と子どもを連れて、いざ浴室へ!
アルカリ性のつるつるするお湯なので、床も滑りやすくなっています。
子どもと手をつないで、ゆっくり歩いてくださいね。
もちろん大人も、赤ちゃんをだっこしたお母さんも、気をつけてください。
男女どちらの浴室にもベビーバスが用意されているので、お父さんも子どもと一緒にお風呂を楽しめます。
他に、低めの風呂椅子も用意されているので、子ども用にはこちらが安心。
家とはちがって、体を洗ってからお湯に入るという温泉のマナーを教えてあげましょう。
小さい時から、入浴の作法を身に付けられるといいですよね。
オムツが外れていない子どもは、ベビーバスを活用して入浴しましょう。
オムツをしている子どもは入浴NGな浴場も多いので、これは嬉しいですよね。
小菅の湯には、ヒノキの大浴場・露天風呂・日替わり風呂など、8種類のお風呂とサウナがあります。
子どもにおススメなのは、水深30cmの寝湯。
浅めのお湯は、子どもも不安なく入れます。
手すりが付いているのも安心ポイント。
くれぐれも寝て入浴している方への配慮は、お忘れなく。
露天にある日替わり風呂は、ヨモギなどの薬草やハーブが入っているかけ流し温泉。
温度設定が38度くらいで、大人も子どももずっと入れてしまうので、こちらもおススメです。
浴室を出る時の、時短テクニック
せっかく温泉で温まっても、子どもの体を拭いているうちに、自分の体が冷えてしまっては残念。
これを防ぐために浴室内の荷物用棚に、バスタオルを置いておきましょう。
自分が体を拭く間、子どもにバスタオルを巻いてしまいます。
そのまま脱衣所に連れて行き、きちんと拭けば、お互いに寒い思いをしません。
脱衣所&娯楽ルーム
脱衣所に空調がきいているのも、子どもが着替えるのに安心ポイント。
異性の同行者がいる場合、待ち合わせの時間を決めておき、このタイミングで子どものお世話をバトンタッチするのも手です。
じゅうたん敷きの娯楽ルームや待合処けやきには、絵本やちょっと遊べるスペースもあるので、一休みしていてもらいましょう。
その間に、脱衣所でゆっくりスキンケアやドライヤーを。
脱衣所の洗面スペースには、クレンジング・化粧水・乳液・ドライヤーがあるので、手ブラで来てしまっても一通り過ごせます。
さらに荷物整理までして脱衣所を出れば、満足度が高まりますね。
小菅の味を楽しもう
温泉施設の中には、小菅村の味を楽しめる食事処ひのきがあります。
チャイルドチェアが用意されているので、子どもも落ち着いて食事ができます。
お子様向けには、カレーやお子様ランチがあります。
また清流の村ならではのヤマメの塩焼きやニジマスの蒲焼・イワナの刺身、そば、こんにゃく、じゃがいも料理といった、子どもも大人も楽しめるメニューがそろっています(2017年5月時点)。
お風呂と食事が同じ場所でできるのは、乳幼児連れには嬉しいですよね。
お家に帰る前に・・・
長時間の移動の前に済ませておきたいのが、オムツ替え。
温泉の受付近くにある多目的トイレには、オムツ替え台があります。
駐車場に隣接した、道の駅のトイレにもオムツ替え台があるので、そちらも利用できます。
また、お出かけをした時の楽しみであるお土産も、隣接した物産館で買うことができますよ。
色々な設備や備品があり、1歳児との温泉入浴が楽しめるキッズフレンドリーな小菅の湯。
今週はドライブをかねて、温泉デビューをしてみませんか?
●小菅の湯
青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら