紅葉ドライブ。東京から車で2時間の、癒し旅。
2017/12/05 ライター:青栁やすは
冬が近づいてきましたが、まだまだお出かけ日和の日も多い秋。
空が高くなり、木々は色づき、自然が美しい季節です。
そんな季節に、都心よりも一足早く紅葉が見られるのが小菅村。
東京都心から車では約2時間で行けるので、休日のドライブにピッタリですよ。
東京都心から約2時間。大月インターから約30分。
東京都奥多摩町の隣に位置する小菅村には、都心から約2時間で行けます。
中央自動車道の大月インターからは、約30分で行けます。
複雑な道を走るのは心配、という方にも安心な、大月経由ルートをご紹介します。
大月インターからの道も、とってもシンプル。
大月IC→(国道20号)→(国道139号)→小菅村
2014年に、大月市と小菅村を結ぶ松姫峠(まつひめとうげ)に、トンネルが開通。
つづら折りの山道をショートカットするので、アクセスしやすくなりました。
それでは、大月インターから小菅村までを、紅葉スポットとともに辿っていきます!
岩殿山(いわどのさん)
中央道大月ICをおり、国道20号線を小菅村方面に進むと、こんもりと大きな岩が特徴的な山が見えてきます。
岩殿山という名前で、城跡にもなっています。
標高が、小菅村とスカイツリーと同じ634m。
山とともに、紅葉が楽しめます。
岩殿山に向かって国道139号線を進み、ふり返って見ると、富士山を見ることができます。
これからの季節、天気のいい日は雪をかぶった富士山が見られるかもしれません。
猿橋(さるはし)
せっかくなので少し遠回りして、国道20号線をさらに3km走ると、猿橋を見ることができます。
この猿橋は、日本三大奇橋のひとつ。
国道のすぐ脇にあります。
橋脚を使わず、両岸から出ている4層の「はねぎ」によって橋が支えられるという構造になっています。
渓谷と紅葉も楽しめるので、観光名所となっています。
国道139号線を小菅村方面へ。
ふたたび国道139号線を進むと、だんだんと山が近づき、標高が上がっていきます。
(猿橋からは県道505号線を経由すると、国道139号線に合流します。)
山の木々は広葉樹も多く、様々な色に染まる紅葉を楽しめます。
深城(ふかしろ)ダム・深城ダム管理事務所
ダムが近づくと、景色が開けてきます。
運が良ければ、ダムが放水している所を見ることができるかも。
小金沢(こがねざわ)公園
深城ダムから1km進むと、公園があります。
トイレと、公園内を散策できる歩道が整備されています。
小菅村まで、あと一息!
ダム湖と色づいた山々を横目に進みましょう。
松姫トンネルをくぐれば、いよいよ小菅村内。
トンネル周辺の山頂近くには、峠道のガードレールが見えます。
数年前は、あんな所まで登る道だったんですね。
小菅村に到着!!
大月市と小菅村の境はトンネル内。
なので、トンネルを抜ければもう小菅村です!
トンネル内の看板はとても小さいので、いつの間に?!と思うかもしれません。
紅葉は、標高の高い山から低い土地へと進みます。
この大月経由ルートは、低い土地から標高の高い山へと進む道です。
なので、紅葉の変化を楽しみながらドライブできちゃいます。
また小菅村には、カエデの種類が19種類ほどあります。
(日本で見られるカエデの種類は26種類。)
カエデに限らず樹種が多様なので、様々な色に染まる紅葉を楽しめますよ。
この時期だからこそ見られる紅葉。
次のお休みは、大月ルートで紅葉を楽しんでみませんか?
今回ご紹介したコースはこちら。
※11月中旬ごろから、路面が凍結する場合があります。
日陰の道・夜から朝にかけての時間帯は特に注意し、安全運転でお越しください。
奥多摩からお越しのルートは、こちらの記事で紹介しています。
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青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら