5年ぶりに復活!第33回多摩源流まつり開催レポート
2024/06/13 ライター:山下春奈
2024年5月4日(土)に第33回多摩源流まつりが開催されました!
新型コロナウイルスの影響で2019年を最後に開催を見送っていたため、なんと5年ぶりの開催となりました。
今回から一部運営方式を変えて開催した多摩源流まつり。
どんな1日となったのか、写真盛りだくさんでレポートします!
多摩源流まつりはどんなお祭り?
小菅村は、「多摩源流」をキーワードとした村づくりを行っており、多摩源流まつりはまさにその象徴として1987年に始まった一大イベントです。
毎年「村民の日」として条例で制定されている5月4日(みどりの日)に行われています。
小さな村に1万人を超えるお客さんで賑わい、たくさんの人が楽しみにしているお祭りです。
➡過去の開催の様子は「日本一も体験出来る!多摩源流まつりを100%楽しむ5つのポイント」の記事で紹介しています。
2017年に記念すべき30回目の開催となり、今後の開催を楽しみにしていた矢先、2020年に新型コロナウイルス感染症の影響を受け開催中止となりました。
その後、感染症の影響や、高齢化・担い手不足も相まってなかなか復活することができませんでした。
たくさんの人に愛されてきた多摩源流まつりを持続可能なかたちで開催していくために、運営方式を一部変え、ひさしぶりに復活となりました!
雲一つない晴天のもと開催!
当日は朝からスッキリとした青空が広がり、お祭り日和となりました!
5年ぶりの復活をお祝いするかのような気持ちの良い天気で、会場に設置された鯉のぼりも優雅に泳いでいました。
開会式では舩木直美小菅村長の挨拶からはじまりました。
開催を祝して、大きなクラッカーが鳴り、華々しく第33回多摩源流まつりがスタートしました!
たくさんの人で賑わった出店ブース
会場には小菅村のお店だけでなく近隣地域や多摩川流域地域からの出店など、34店舗が並びました。
出店の様子を一部ご紹介します。
飲食店から手作りの商品まで、幅広い出店となりました!
一店舗ずつ立ち止まって、ゆっくり見たくなります。
こちらは小菅村で地域活性に取り組む、中央大学商学部の学生の出店ブースです。
小菅村産の食材を使った味噌味の「マコモメンマ」は今後村内でも販売予定です!
こすげ村人ポイントカードブースでは、来場ポイントの付与とゴミ拾いボランティアを実施しました。
ブースに来ていただいた皆様、ゴミ拾いに参加いただいた皆様、ありがとうございました!
盛り上がったステージ企画!
ステージ企画では、大人から子どもまで笑って楽しめるステージとなりました!
まずはじめに、多摩川流域地域と小菅村の郷土芸能の交流が行われました。
多摩川流域郷土芸能は東京都狛江市から東京都立狛江高等学校筝曲部・狛江琴子ども合奏団の演奏が行われました。
小菅村の郷土芸能は三ケ村箭弓神社氏子中が獅子舞を披露しました。
三ケ村の獅子舞は伊勢神宮から甲斐の国(現在の山梨県)に伝わったとされています。
多摩川で繋がっている狛江市と小菅村。
2つの地域の伝統ある素敵な郷土芸能を見ることができました!
その後、子供たちに大人気「仮面ライダーガッチャード」のショーがあり、歌謡ショーには、演歌歌手の島津悦子さん。
ものまねライブには、坂本冬美さん公認のものまねタレント坂本冬休みさんが登場しました!
一緒に歌ったり、踊ったり、手を振ったりと、大変盛り上がったステージ企画でした!
小菅村の空に大きな花火が!
夜の部はみなさんお待ちかね、花火の打ち上げです!
小菅川の空に合計約600発、約14分間、花火が打ち上げられ、多くの人が空を見上げました。
今にも降ってきそうな迫力のある花火に「おお~」「綺麗!」と歓声が上がっていました。
来年もお楽しみに!
一部運営方式を変えて開催となった多摩源流まつり。
お楽しみいただけたでしょうか?
たくさんの方に来場していただき、大変賑やかな日となりました。
復活を心待ちにしていてくださった方、当日来場していただいた方、本当にありがとうございました!
今年は行くことができなかった皆様、ぜひ来年の『多摩源流まつり』にお越しください!
山下春奈
2024年3月に地域おこし協力隊を卒業し、引き続き村で暮らしています。
小さな村の濃厚で賑やかで豊かな暮らしを発信していきます!