小菅村のおすすめ特産品。ヤマメのアンチョビ&ヒマラヤヒラタケの簡単アレンジレシピ。
2020/11/12 ライター:青栁やすは
小菅村の特産品の1つにヤマメという川魚で作ったアンチョビがあります。
ピンクがかった白身に、うっすら皮のパーマークが見られ、見た目が良いだけでなく味もバツグンです。
また、スーパーでヒラタケや霜降りヒラタケはありますが、ヒマラヤヒラタケって知っていますか?
名前は似ていますが、形も違う上に、香りも他のきのことは違います。
今回はそんな2つの小菅村のオススメ特産品、「ヤマメのアンチョビ」「ヒマラヤヒラタケ」の簡単アレンジレシピをご紹介します。
ヤマメのアンチョビってどんな食べ物?
パスタやピザなどのイタリアン料理によく使われているアンチョビ。
カタクチイワシを数カ月間塩漬けして発酵させ、オリーブオイルに浸した保存食がアンチョビです。
旨味が強く、塩辛く濃厚な味が特徴。
そのため、そのまま食べるよりも、調味料として料理に混ぜて使われることが多いそうです。
小菅村で作られているアンチョビは、カタクチイワシでなく清流で育ったヤマメで作られています。
川魚の中でも特に旨味を感じるヤマメ。
フィレ状の切り身の美しさも、ぜひ間近でみてもらいたいです。
アレンジ無限大。ヤマメのアンチョビで作る「アンチョビ玉ねぎ」
先程説明した通り、ヤマメのアンチョビもしょっぱく、そのまま食べるのには適していません。
なのでアンチョビをみじん切りにし、さらにみじん切りした玉ねぎと混ぜる「アンチョビ玉ねぎ」がオススメです。
炒めたカブにアンチョビ玉ねぎをからめれば、カブの甘さが引き立つおかずに。
ジャガイモやブロッコリーの野菜にも合いそうです。
アンチョビにはオリーブオイルが入っているので、茹でたそうめんとアンチョビ玉ねぎをただ混ぜるだけで完成!
玉ねぎがいいアクセントになります。
おもてなし料理にピッタリのカナッペにしてみました。
アンチョビをみじん切りしただけではもったりした質感ですが、みじん切り玉ねぎと合わせることでアンチョビの塩気がやわらぎ、さらっとした質感になるので、色々な料理にアレンジしやすくなりました。
ちなみにアンチョビ玉ねぎは、冷蔵庫で1週間ほど日持ちしましたよ。
キノコ嫌いにもオススメしたい、「ヒマラヤヒラタケの素揚げ」
煮物・天ぷら・酢の物にも使えるヒマラヤヒラタケ。
キノコの傘の部分が繊細で崩れやすいため、スーパーなどではあまり流通していない珍しいキノコです。
他のキノコとは違った独特な香りが、実はちょっと苦手な筆者。
しかし素揚げにすると、香りがやわらぎ、旨味がアップして美味しく食べられるのでぜひオススメしたい食べ方です!
揚げるとヒマラヤヒラタケは二回りくらい小さくなるので、1パックぺろりと食べてしまえると思います。
きのこが使い切れなくて余った時は、他のきのこと同じように、小さく割いてジップ付きビニールに入れて冷凍保存が可能です。
さいごに
ヤマメのアンチョビもヒマラヤヒラタケもちょっと変わった食材。
ですが、とっても美味しいので、食べないのはもったいないと思います!
ぜひこの機会に、小菅村の食材にふれてみてはいかがでしょう?
【こちらで購入できます】
● 道の駅こすげ 物産館
小菅村に来たら、こちらでどうぞ。
青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら