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管理釣り場の主役「ニジマス」の料理方法3選

2021/07/13 ライター:yamashi

 

 

小菅村に来たら、家族で釣りを楽しむという方も多いのではないしょうか。

 

小菅村は川魚のヤマメが有名ですが、ヤマメは警戒心が強いために釣るのが難しいです。

それに比べ、管理釣り場(人工の池や川、川の一定区画で魚を放流している釣り場)でコツを掴めば初心者でも簡単に釣れるのがニジマス。

 

釣っているときには釣れることが面白くて、夢中になって釣ってしまい、終わった後に釣れすぎて困ってしまった、なんてことになりがちです。

 

 

一番シンプルなニジマス料理といえば、塩焼き。

しかし、そんなに大量に塩焼きばかり食べられませんよね。

 

そこで、「ニジマスって塩焼き以外にどんな食べ方があるの?」と思っている人や料理をあまりしたことのない人にもおすすめしたい、簡単で美味しいニジマス料理をご紹介します。

川魚はあまり馴染みがないかもしれませんが、海水魚のようにいろいろな料理を楽しむことができます。

主婦でも料理人でもなく、ただの料理好き男子である筆者が作る「ニジマス料理3選」お楽しみください。

 

 

ニジマスの特徴

 

 

ニジマスの見た目は、全身に黒点が散りばめられていることが特徴です。

とても肉付きがよく、釣り人にも人気の淡水魚です。

肉食で、甲殻類や小魚、昆虫などを捕食します。

やわらかな白身肉で、あっさりと淡白な味わい。

 

マスはサケ科に分類される魚です。

ちなみに山梨県では、ブランド魚「甲斐サーモン」という、養殖された大型ニジマスが有名です。

美しいサーモンピンク色の身はまるでサーモンで、程よい脂のりが特徴です。

甲斐サーモンはとても油が乗っているので、お造りも絶品ですよ。

小菅村でも養殖されているので、ぜひ食べていただきたいです。

 

今回は、小菅村の管理釣り場でよく見かけるニジマスを使った料理を紹介します。

果たしてどんなポテンシャルを秘めたお魚なのでしょうか。

 

 

チョー簡単「ニジマスの生姜煮」

 

 

まず、次の食材と調味料を用意します。

 

材料

ニジマスのぶつ切り

ネギの青い部分

生姜のスライス

お酒

だしの素

お醤油

 

まず鍋に、内臓を取り除き、ぶつ切りにしたニジマスを入れます。

そこに、お酒をかぶるくらいまで入れます。

 

 

その上にネギの青い部分と生姜のスライスを入れて火にかけます。

火にかけてしばらくしてから(沸騰する少し前)にお醤油とだしの素を加えます。





ひと煮立ちしたら弱火にして約5分

落し蓋をして約10分

ネギを取り出したら、出来上がりです。





この料理はサンマの生姜煮の応用です。

ニジマスでも美味しいのではないかと思ったことがきっかけで、作ってみました。

家族にも好評で、いい家族孝行ができました。

 

少しお醤油を入れすぎてしょっぱくなってしまいましたが、生姜の香りとニジマスのふっくらした身が絶妙で、ご飯が進むこと間違いなしです。

 

 

ニジマスのサクッと唐揚げ

 

次は定番の唐揚げに挑戦です。

 

材料

3枚におろしたニジマス

お酒

おろし生姜

お醤油

片栗粉

 

まずニジマスを3枚におろします。





から揚げで使う調味料は「お醤油、おろし生姜、お酒」の3つです。





 

調味料を適量タッパーに入れて、3枚におろしたニジマスをつけます。

今回はこの状態でラップをかけ、冷蔵庫で1晩つけておきました。

 

 

翌日、冷蔵庫から取り出したニジマスに片栗粉をまぶします。

 





油で揚げて

出来上がりです。





3枚におろすのには手間がかかりますが、あとは簡単でした。

 

切り身はふっくらしていて美味しく、子どもも喜んで食べていました。

中骨は切り身よりは時間を長めに揚げた方が骨までサクサク食べれるようになります。

揚げ物はめんどくさいというイメージがあるかもしれませんが、お魚はすぐ火が入るのでオススメな調理方法ですよ。

 

 

バター香る「ニジマスのふっくらムニエル」

 

続いてムニエルです。

ムニエルで使う材料はこちら。

 

材料

3枚におろしたニジマス

バター

塩コショウ

小麦粉

(ソース)バター、みりん、お醤油





今回は食べやすいよう中骨以外を使いました。中骨は先ほど紹介した唐揚げで食べるのがおすすめです。





3枚におろしたニジマスの切り身に塩コショウを振り、しばらくおきます。

 

 

水分が出てきたら、キッチンペーパーで取ります。

 

 

今回我が家には「キッチンペーパー」がなかったので。ティッシュを使いました。

しかし、ティッシュを使うと切り身にティッシュが張り付いて取るのに苦労するので、やめましょう。

そんな失敗もいい経験と思いながら次の工程に進んでいきます。

 

 

水分を取った切り身に小麦粉をまぶします。

 

 

フライパンにバターを溶かして、切り身を皮目から焼きます。

 





程よく両面が焼けました。





 

 

仕上げに「バター、みりん、お醤油」をフライパンで煮詰めたソースをかけて出来上がりです。

 

普段ムニエルはあまり作らないのですが、上手にできました。

子どもには味が濃かったようですが、奥さんには好評でした。

管理釣り場のおじさんに、ニジマスはムニエルがいいよと聞いていましたが、たんぱくな味とバターの香りが良く合います。

 

 

丸ごと調理して、手抜きもできるニジマス。

 

魚を2枚や3枚におろすのは、手間がかかりますよね。

そんな時は、丸ごと調理してしまいましょう。

 

 

ニジマスには鱗がありますが、とっても薄いです。

鱗を取らずに煮付けましたが、そのまま気にならずに食べられます。

 

大きいサイズのニジマスは鱗を取ったほうがいいですが、20㎝くらいであれば問題ありません。

鍋に入れば、生姜煮・ムニエル・唐揚げとも1匹丸ごと調理するのもありです。

 





新鮮なニジマスであれば、食べたときに骨も外しやすいですよ。





 

さいごに

 

筆者もニジマスを大量に釣ったりもらったりした時には処理に困る事がありました。

せっかく釣った食料を無駄にしたくないという思いがあり、いろいろな料理に挑戦しようと思いました。

 

料理をすることで僕の料理の腕も上がるし、家族には喜ばれるし、良いことずくめです。

今回はニジマス料理を紹介しましたが、次回も小菅ならではの食材を男子飯として取り上げて紹介できたらと思います。


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    yamashi

    こんにちは。僕は地元小菅村で林業の仕事をしている傍ら小菅村の素晴らしさを皆様に伝えるべくライターとしても活動しています。これからも沢山四季折々の素晴らしさを発信していきますのでチェックしてみて下さいね。

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