美味しいジビエ料理が、気軽にランチで楽しめる!食事処ムッカをご紹介。
2021/11/12 ライター:佐藤葵
2021年新しいお店がオープンしました。
原始村という竪穴式住居がある楽しいコンセプトのキャンプ場の一角に、趣のある古民家があります。
以前は村のおばあちゃんたちがお蕎麦屋さんを営んでいましたが高齢のため引退し、そのあとを若者が引継ぎ、新たなお店を始めたのです。
お店の名前は食事処ムッカ。
由来はこの場所の地名です。
メインストリートから見て、川向こうという意味です。
かわむこう。
むこうがわ。
むっかぁー。
ムッカ。
素敵な古民家でゆったりとランチを楽しむ
お店となっている建物は、実際に小菅村内で住居として使われていた古民家を改修しています。
店内は天井が高いので、とても広い空間となっています。
ゆっくり過ごしていただけるよう席数は少な目に設置してあり、外を眺めながら食事を楽しんでいただけます。
特に印象的なのは川側が全て窓になっていて景色がとてもいい事。
窓に面した木々のほとんどがカエデなので、春には新緑が眩しく、秋の紅葉は言うまでもなく綺麗です。
古民家の為、照明が抑えめになっているので、外が明るいとさらに景色がよく見えてくるのです。
ランチのみの営業となっておりますので、景色を楽しむには最高です。
お品書きは3種類。鹿肉をたっぷり味わえるメニュー。
1品目は 一番人気の鹿肉と猪肉の合挽きバーグ定食
鹿肉と猪肉の合挽きハンバーグは柔らかく癖のない味。野菜のグリルは季節のもので数種類添えられていて楽しめます。
たっぷりのマッシュポテトはマスタードがアクセントになっていてもっと欲しくなる味です。
2品目は 野菜たっぷり鹿肉ビビンバ
アツアツの石鍋で提供される石焼ビビンバは野菜のナムルがたっぷりでこれだけで満腹になる一品。
味変のためのコチュジャンも付いてくるので、途中で加えてピリ辛でも楽しめます。
3品目は ごちそう鹿肉の野菜炒め(休止中。最新のメニュー情報は公式HPをご確認ください。)
ヘルシーでボリュームもあり、男性にも人気がある鹿肉の野菜炒め。
もやしやキャベツなどの野菜と鹿肉を炒めたシンプルなお料理ですが、鹿肉も高たんぱく低脂質のため、こんなに山盛り食べても罪悪感なし!
食事処ムッカ(原始村キャンプ場内)
営業時間:ランチタイム11~14:30
カフェタイム11~16:00(土日祝のみ)
定休日:月・火曜日 ※12月~冬季の期間は休業となります。
営業日やメニューについては季節によって変動するのでお店までお電話で確認していただくか、インスタグラム等でも発信しているのでそちらをご覧ください。
食事処ムッカを運営している株式会社boonboon
株式会社boonboon(ブンブン)は、多摩川源流域の自然資源の管理と利活用を行うベンチャー企業です。
boonには「恩恵」という意味合いがあり、自然からの恩恵に感謝をこめて名付けられています。
具体的には、増えすぎて畑を荒らすなどの困った野生動物の被害から村人の暮しを守るために、ニホンジカ・イノシシの個体数の調整やニホンザルの追払いなどの野生動物の管理を行っています。
捕獲したシカの肉は食肉に加工・販売され、シカ革も利用されています。
他にも猟師や山村の文化、多摩源流域の自然を伝える自然体験のガイドもつとめています。
自然体験の一環として、大自然を体感できる原始村キャンプ場の運営もしています。
食事処ムッカの鹿肉の魅力を教えてください!
草川さん:鹿肉は、脂肪分が牛肉や豚肉より少ないため、たんぱくでヘルシーなところが魅力です。
また食事処で使っている鹿肉の中には、小菅村の山で仕留めてからすぐに食肉処理をしているものもあり、ケモノ臭くないのが特徴です。
鹿肉が大好き!という方はもちろん、鹿肉を食べたことがない方、ちょっと苦手かも…という方にもぜひ食べて頂きたいです。
お子様も食べることが出来るのでぜひ、お立ち寄り下さい!
原始村キャンプ場に興味がある方はこちらをご覧ください。
さいごに
これからの秋の紅葉シーズンがやってきます。
ドライブでお近くをお通りの際にぜひお立ち寄りください。
美味しい鹿肉をお用意してお待ちしています。
●原始村キャンプ場・食事処ムッカ
HP:https://www.genshi-mura.com/
Instagram:https://www.instagram.com/genshimuracamp_site/
佐藤葵
小菅村に住み始めて10年が過ぎました。 家族と共に小菅村を楽しみながら暮らしています。ここ数年の夏は家庭菜園で野菜作りも始めました。近所の達人に助言していただきながら修行中!