ライターレポート|4月の小菅村さんぽ
2020/06/02 ライター:青栁やすは
暖かい季節になりましたね。
小菅村は4月から木々が芽吹き、山の新緑がどんどん濃い色に変わってきています。
4月には東京よりも半月遅れで桜が咲き、足元にはかわいらしい草花を見かけるようになります。
今回はそんな春の訪れを感じる、小菅村の自然の景色をお届けします!
せっかくいい陽気になってきたのに新型コロナウィルス感染症の影響で、なかなか外出できない方も多いことでしょう。
そんな方たちに、屋外の様子をお届けできればと思います。
そして小菅村は人口700人の小さな村なので、ちょっと散歩をしても人と会うことはありません!
コロナ対策に配慮した上で撮影しましたので、安心してご覧くださいね。
4月初旬
2020年も4/7の入学式に合わせて桜が満開でした。
以前別の記事で「桜の開花はだいたい半月遅れ」と紹介しましたが、東京では3/20すぎが満開ということでやはり半月遅れの開花でした。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
だんだん暖かくなって桜も咲きますが、まだまだぐっと冷え込む日もあります。
4月に雪が降る年もあります。
こちらは昨年の写真です。
寒さが残る時期ですが、桜以外でも春を感じられます。
足元も小さいながら、かわいらしい花が彩りをそえてくれます。
4月中旬
小菅村の木はヒノキ、小菅村の鳥はミソサザイですが、小菅村の花はご存じですか?
小菅村役場にもある、ミツバツツジです。
村人はイチバンツツジとか、イチバン(一番)と呼びます。
鮮やかなピンク色は暗い色だった冬が終わり、春が来たなと思わせる元気な色です。
そして見てもよし、食べてもよしの花がこちら。
さっと茹でておひたしにすると、つーんと辛くて爽やかなワサビの花。
道の駅こすげの物産館でもワサビの花が出回ります。
ワサビの花はこの時期だけなので、ぜひ見かけたら食べてもらいたい一品です!
足元にはこの時期にしか見られない、色々な花が咲きます。
4月下旬
一番と呼ばれる花があれば、二番・ニバンツツジと呼ばれる花もあります。
春は、山の幸もたくさん!
その他、ワラビやタラの芽、ウドも見かけます。
オダマキについてはこちらの記事でも紹介しています。
(色々な色や形のオダマキの紹介は、こちらをご覧ください。)
さいごに
小菅村の4月の様子はいかがだったでしょうか?
色々な色で彩られ、見ているだけでなんだか元気になれる気がします。
今年は遠出ができないので、カメラを持ってひたすら近所を子どもと散歩していました。
実はこれらの写真はごく一部で、ここでは紹介しきれない程もっと色んな花や自然の写真がありました!
4月は思わず写真を撮りたくなるような自然と出会える季節でした。
小菅村の自然を見て、ほっこりしていただければ嬉しいです。
青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら