• twitter
  • facebook
  • instagram
  • youtube

古民家で過ごす静かな時間

2020/07/14 ライター:佐藤葵

 

細川邸は150年以上前に建てられた重厚な趣のある古民家。

2019年夏、ホテルとしてリノベーションし「NIPPONIA 小菅 源流の村」として、当時の趣きをそのままに生まれ変わりました。

人口700人ほどの小さな村で過ごす、ゆったりとした静かな時間。

 

都会の喧騒を離れて、こんな時間を過ごしてみませんか。

 

 

1日目 15:15 チェックイン

 

マネージャー夫妻の笑顔に安心感を覚えつつ、建物に入ります。

大きな白い暖簾をくぐると、まるでタイムスリップしたような気分になります。

教科書でみたことがあるような古い大きな日本家屋。

手入れの行き届いた日本庭園。

沢の水が引かれた池。


広い土間。正面がフロントで左側にラウンジがあります。

まずはフロント横のラウンジにて台帳記入。

小菅村の銘菓、チャーちゃんまんじゅう。ホテル専用に作られた小ぶりなおまんじゅうと水出し緑茶。

お茶を頂きながらひと休み。


おまんじゅうを頂きながら、番頭の谷口さんと古民家ホテルやインテリアについてゆっくりお話ししました。

和の空間にモダンな家具を配置してあり、テーブルや照明、小物、アメニティひとつひとつに時間をかけて選び抜いたこだわりを感じます。これから案内していただくお部屋も楽しみになってきます。

 

このあと、谷口さんの提案で近くの小菅の湯まで散歩することにしました。

 

 

15:40 部屋に案内していただく

 

今回宿泊するのはOHYA2 クリエイターズ・ツインです。

リラックスしながらも創作意欲が湧いてくるよう設計されているそうです。


鹿の革で手作りされたキーホルダー。小菅村の鹿革です。

広めで落ち着いた空間。(定員2名 50㎡ セミダブルベッド2台)

ベッドスペース右には書斎があります。

奥にはハンモックのある小部屋。外の景色を眺めてリラックス。


この空間や小菅村の自然を存分に楽しめるようテレビは配置されていません。

静かで心休まる時間になります。

ハンモックに揺られながら読みかけていた本を少し読みました。

 

 

16:30 散歩をしながら小菅の湯へ

 

小菅村の地元の方の案内で村内散策です。小菅の湯までは15分程の散歩になります。

 

小菅の湯の敷地には他に、道の駅こすげがあり、源流レストラン、地元の方が作った野菜なども買える物産館があります。

 

部屋に置いてあった木札が小菅の湯の入浴券とのことで、食事の前に軽く汗を流すことにしました。この木札を渡すとフロントにてタオルも貸してもらえるので手ぶらでも大丈夫。

 


この可愛らしい木札が入浴券。これも地元の方の手作り。


 

18:00 部屋でひと仕事

 

食事まで少しあるので仕事をしました。

疲れたら2Fの窓から遠くの山を眺めて一休憩。

 

 

18:30  源流懐石24sekkiにて夕食

 

 

長屋門をリノベーションしたオープンキッチンのレストランで夕食です。

2週間ごとに旬の素材を厳選してコース内容が変わっていくという、とても素敵なレストラン。地元で作られた食材をふんだんに取り入れています。

 


前菜 ”村の八寸” 虹鱒のカルパッチョなど8種類の前菜

刺身 ヤマメ 甲斐サーモン イワナの3点盛り

焼物 甲州地鶏もも肉のグリル 巨峰のソース


この日は、先付け 前菜 椀物 刺身 焼物 炊き込み 小菓子の7品を2時間半かけてゆっくりといただきました。

シェフこだわりのワインや日本酒、小菅村のクラフトビールも数多くあり、お酒と一緒に愉しみました。

 


シェフの鈴木さんから料理の説明を聞きながら、ゆっくりと食事を愉しみました。


 

21:15 部屋に戻る

 

部屋にあるミニバーで、食後のコーヒーを飲みながら仕事を始めます。

ミニバーには、ハーブティーや小菅村のクラフトビールもありました。

あいにくの小雨でしたが、晴れた日には希望すれば焚火のプログラムもあるそうです。

 

 

22:30 お風呂タイム

十和田石でできた浴槽で、体の芯まで温まりました。

その後は部屋着に着替えてリラックス。

テレビがないので静かなひと時です。

 

 

23:30 就寝

いっしょにいた友達とベットの中でおしゃべり。

シモンズのベッドは寝心地が良く、いつの間にかぐっすり眠っていました。

 

 

2日目 6:30 起床、7:30 周辺を散歩

 

身支度をして朝の散歩。

電動アシスト自転車を使って、温泉辺りにある森へ。

バードシャワーとまではいきませんでしたが、色々な鳥のさえずりを聞くことができました。

 


電動アシスト自転車で出かけたので、急な上り坂も楽々です。


 

8:00 部屋で朝食

 

朝食はお部屋でゆっくりといただきます。

村のお母さんが作る朝ご飯をイメージしたという9つ善でバランス良く。

白いご飯がすすむおかずばかりです。

お出汁じゅんわりのだし巻き卵は特にオススメです。

 

 

9:00 ホテル内でゆったり過ごす

 

出発までは自由時間。

部屋やラウンジに置いてある本を見ながら、のんびりと過ごしました。

夕暮れの日本庭園も素敵でしたが、開放的な窓から緑を楽しみながらゆったりとした贅沢な時間です。

 

 

10:00 チェックアウト

この後は道の駅の物産館でお土産の買い物をしてもいいですね。

JR中央線大月駅まで送迎をしてくれるので、車がなくても来ることができますよ。

 

 

いかがでしたか?

 

都会の喧騒を離れ、「NIPPONIA 小菅 源流の村」でゆったりとした静かな時間を過ごしてみませんか?

 

「NIPPONIA 小菅 源流の村」についてはこちらのページでもご紹介しています。

https://ko-kosuge.jp/nipponiakosuge/

 

<NIPPONIA 小菅 源流の村 インフォメーション>

HP: https://nipponia-kosuge.jp/

電話番号:0428-87-9210


  • facebook
  • twitter

    佐藤葵

    小菅村に住み始めて10年が過ぎました。 家族と共に小菅村を楽しみながら暮らしています。ここ数年の夏は家庭菜園で野菜作りも始めました。近所の達人に助言していただきながら修行中!

    佐藤葵 の記事をもっと読む