夏は「ブヨ」に注意!刺されたら?刺されないための対策は?
2019/08/15 ライター:青栁やすは
人によっては熱をもってとっても腫れて、数日間かゆみを伴うブヨ。
水がきれいな場所に生息する、厄介な害虫です。
ブヨを知らない人は、「あれ?かゆいな。蚊に刺されたかな?」と思って数分たつと、熱をもってパンパンに腫れあがるので、変な虫に刺されたのか…と心配になると思います。
そんな蚊よりも厄介な、ブヨの対策方法をお伝えします。
ブヨはこんな虫!
蚊より少し大きめのサイズですが、羽音がしません。
そして、足元が狙われやすいです。
なので、気づくと刺されていた!ということがよくあります。
蚊と違うのは、噛まれたれた後に血がポツッと出ること。
蚊は刺されても血が出ません。
蚊は針状の口を刺すのと違って、ブヨは口で噛み付くからです。
蚊のように、「あ~刺されちゃった…。」とそのままにしないでくださいね!
ブヨに噛まれたら、素早い対処が必要なのです。
ブヨに噛まれた後の対処法
ブヨに噛まれたと気づいたら、すぐに毒を出しましょう。
一番かんたんなのは、ポイズンリムーバーを使うこと。
小菅村の小学生みんなが持っているという、村の必需品です。
アウトドアショップなどで扱っていることもありますが、ネット簡単に購入できます。
色々なメーカーのものがありますが、使い心地は値段に比例するなぁと思います。
どのメーカーでも目的を果たすことができます。
ポイズンリムーバーがなければ、手で血が全く出てこなくなるまでしぼってください。
手でぎゅーぎゅーしぼると痕に残ってしまうのですが、その後のかゆみを考えると、しっかりしぼった方がいいと思います。
どちらにせよ、ブヨに噛まれたらしばらく痕は残ってしまいます。
どちらの方法も、血が全く出てこなくなるまで、何度も繰り返します。
そして、「噛まれたらすぐ!」というのもポイント。
時間が経つと傷口が固まって、毒素がしぼり出せなくなってしまいます。
ブヨに噛まれると人によっては2~3日、熱をもってパンパンに腫れます。
よく冷やすと楽になるので、小さい保冷剤があると便利です。
人によって、症状の重さは異なりますが、手や足首を噛まれて、関節やくるぶしが見えないほど腫れるという話もよく聞きます。
ブヨは蚊よりも強烈なかゆみです。
虫パッチを貼ってなるべくかかないようにすると良いそう。
また村には傷口に塩をすり込んだり、マキロンを塗るという対処方法をしているという話も聞きます。
ブヨにも対応している、強力蚊取り線香もあるそう。
(効果は不明です。)
ブヨに刺されないための対処法は?
人によっては重症化するブヨ。
できれば、噛まれたくないですよね!(というか、ぜったい!)
ブヨに刺されないためには…
・肌を出さない。特に足もと。
(ズボンの裾からブヨが入ってくることも。あります。長めの靴下を履き、サンダルNG。)
・ブヨが活発な朝晩は特に注意する!
・ストッキングやスポーツタイツなどの薄いものでは身を守れない。
・暗い色の服に集まるので、明るい服を着る。
・ハッカ油をスプレーしてブヨ避け。
ブヨにも効果のある虫除けスプレーや、蚊取り線香もあるのですが、効かないという話も聞くので、肌を隠すのが一番です。
夏に小菅村にレジャーに訪れる方は、長袖・長ズボン・靴下・靴・ハッカ油をお忘れなく!
ブヨが出没するほど水のきれいな多摩源流の里「小菅村」をもっと知りたい方はこちらからどうぞ!
※記事の内容は筆者の体験に基づくものです。
ブヨに噛まれて症状が重い方、心配な方は、無理せず病院へ受診してくださいね。
塗り薬や飲み薬が処方されるそうです。
青栁やすは
愛知県から小菅村に嫁ぎ、3人の子育てをしています。保育所の体育講師をしながら、小菅村の伝統工芸の「きおび」を使って、作品作りをしています。村に来る前は、環境教育に携わる仕事をしていました。小菅村でのスローライフを研究中。Instagramはこちら